5週目の岳人の番。
♣の4を出す。続いて夏惟が♠の6
拓哉が♦の9。
そこまで順調に数字が大きくなっていくのをニヤニヤをこらえきれていない人がいた。
そして風翔が♣の10を出してすぐに私が♦のJを出した。
そして岳人が♥のAを出してドヤ顔する。
「みんなパスだろ?序盤の方で高い数字出してるもんな?」
そうみんなに聞く岳人だがお酒もいい感じに入ってきている風翔に言われる
「はぁ?岳人は馬鹿だからもうルール忘れたの?」
「ああん?」
「Jは11バック。3が一番強くて2が一番弱くなるの、場が流れるまで
お酒飲みすぎなんじゃない?」
そう言いながらグラスのお酒を1口飲む風翔の目はもう半分瞼が閉じている。
みんなってか2人、2週回るまでに飲みすぎだよ....。
風翔にそう言われて口をつぐむ岳人。
風翔が場に出ている行き場のない♥のAを岳人に返して
「はい、違うカード出して」
「..............ねぇ。」
「ん?なに?」
「出せるカードがもうねぇ!!!」
そういい手札を投げやりにオープンする。
岳人ののころの手札は4枚
さっき出したAを覗いて
AとKとQの3枚だった。
