「岳人なんか生と発砲酒の違いなんてわかるの?」
「分かるに決まってんだろ、じゃ遥香どっちか持って来いよ当ててやるよ」
「分かった!」
そう言い冷蔵庫に向かい1本の缶ビールを取り出しグラスに注ぐ。
まだ全部注げてない缶ビールはキッチンペーパーで見えないように隠して持っていく
「はい、じゃこれ飲んで当ててみて?」
そういいグラスを岳人に渡す。
「フッ、楽勝だし」
グイっと1口、そして飲み終わると
「これは発泡酒だな。麦の感じがあまり感じられねー、それにこの感じは....」
もう1口飲み
「Asasiの赤いラベルのだろ?」
ドヤ顔でいう岳人だが.......
「あの、なんていうか凄いよ......「だろ?言ったじゃんかわかるって」」
「いや、”当てて凄い”じゃなくて何一つ当たってないのがすごくて」
そう遥香は缶ビールを包んでいたキッチンペーパーを外す。
遥香が持っていた缶ビールは
青いラベルで大きく”銀麦”と書かれていた。
「正解はシッポロの銀麦でしたーAsasiでもないし発泡酒でもないですー
新ジャンルでしたー」
その光景を見ていた3人思わず吹き出す
「おい!岳人それはないわー」
「全部外すって......」
「ドヤ顔取っておけばよかったわー」
