すぐに夏惟がナースコールを押して

「遥香が目を覚ました。来てください」

風翔が涙ぐみながら遥香の左手を握りながら

「はるか...やっと目を覚ましたんだねよかったよほんとによかった。目を覚ましてくれてありがとう」

岳人は

「目覚ますのおせーんだよこのままだとあと1年くらいは寝てるのかと思ったぜ」

拓哉は遥香の右手をギュッと握りながら
「おはよう」

と優しい声で一言いった。