ガチャ。
「待たしたな。行くぞ。」

「遥香は?」

「ちゃんと鍵閉めるように伝えたから大丈夫。」

「そっか、」

「俺ははるとの約束を守りたい。」

「それは俺も思ってる。」
「同じく。」
「僕もだよ。遥香を悲しませたくないよ。」

「あぁ、だから気合入れて行こうぜ。」
バサッ
特攻服を羽織る。
黒に金の刺繍。背中には”雷獣”の文字。
拓哉の特攻服には”十四代目 総長”
夏惟、風翔、岳人の特攻服には”十四代目 幹部”の文字


「「「おう。」」」

気合を入れて下に降りる。
コツコツコツコツ。
階段を降りる音だけが倉庫に響く。

その姿を見て整列する下っ端達

「今日、紫虎と決着をつける。お前たちの力を貸してほしい」

「当たり前っすよ‼」
剛が前のめりで答える。

「じゃ行くぞ。」
拓哉がいい全員バイクに乗りエンジンをかける
倉庫内に響くバイクのエンジン音
拓哉を先頭に一斉にバイクが動き出し紫虎への倉庫へと向かう。

その頃部屋にいる遥香はバイクの音を聞きながらただ祈っていた。
「.....お願い。無事に帰ってきて。」