「何かあるの?」

「あー、もう遥香だけ内緒なんて僕できないよ‼」

「風翔‼」

「だってこれからも抗争があるたびに黙っておくのかよ!」

「ねぇ、なんの話か見えないんだけど.....。」

「今夜、紫虎と抗争があるんだよ。」
そう言ったのはさっきまで寝ていた岳人だった。

「岳人....。」

「もう隠し通すのは無理だろ。話してやれよ拓哉。」

「分かったよ。遥香、そこ座ってくれる?」

「うん....。」

「今夜、紫虎と抗争がある。」

「え?それって.....。」

「紫虎と蹴りをつける。もう遥香を危ない目に合わせないように
だから今日は早く送るよ。」

「.......私もそこに一緒に行きたい。」

「え?」

「私も連れてってほしい。」

「ダメだ。危なすぎるあいつらは卑怯な手を使ってくるから遥香を守りながらじゃ危険なんだ。」

「隠れてみてるだけだから、車の中で待ってるから!私だけ家で呑気になんていられないお願い‼」

「ダメだって言ってるだろ‼」
拓哉が大声で言う拓哉の大声で怒鳴っている姿は見たことがなく
遥香は思わず体を竦める。

「拓哉。遥香が怖がってるから。」