倉庫に入ると案の定わざわざとする倉庫内
「は、遥香さんその服どうしたんっすか?」
剛が話しかけてきたので腹をくくって
「ご主人様、いま戻りました♡」
それはもうきゅるんって効果音が付きそうなくらい可愛く言った。
「っ//////それ反則っすよ‼」
手で口元を隠しながら顔を真っ赤ににする剛。
確かに、開き直ってなりきる方が効果があるみたいだ。
どうだと言わんばかりの笑顔で上にいる4人を見る。
固まってる剛をほっておいて私も2階へ上がる。
幹部室に入り自分の椅子に座ると風翔が言い出す。
「じゃ、1人1回のお願いでおしまいね。」
「お手柔らかにお願いします♡主人様♡」
「.......、ノリノリじゃねーか。」
「じゃ、俺からはい、これ終わるまでつけておいて?」
夏惟から渡されたのは......猫耳。
「......。ご主人様ありがとにゃ」
多分引きつっているであろう笑顔でお礼を言う。
「可愛い!猫耳いい‼じゃあそれでニャンっていって!写真撮るから‼」
風翔が興奮した様子で携帯のカメラを構える。
ため息をつきながら笑える限界の笑顔で手をグーにして猫のポーズをとり
にゃあと言う
パシャャャャと連写の音が聞こえる
「最高‼待ち受けにしよ!」
「えっ!?さすがに恥ずかしいからやめてくれない!?」
ふとした時に誰かにみられたらたまったもんじゃない‼
風翔と攻防戦を繰り広げていたら拓哉が
「じゃあ俺は遥香にコーヒーでも入れてもらおうかな?んでメイドさんの美味しくなる魔法かけて?」
