ギリギリセーーフ!!

「涼風、藤原早く席につけ」

「「はーい」」

同じクラスの私たちは席についた

担任は 勝俣 尊流 (かつまた たける)

野球部の顧問らしく、怖いと有名らしい


でも、見た目は普通のおっちゃん


「おお、涼風おはよ」

「はよー」

隣の席の 櫻井 真(さくらいまこと)

真とは中学も一緒

「あぶなかったな」

「ほんとね!」

「ひざから血出てるけど」

「うわ、ほんとだ。気づかなかった」

「涼風っぽいな笑」

「ま、これぐらい平気っしょ!」

「女子の発言とは思えねー笑」

「うっせ笑」

真は、なかなかイケメン

別にチャラくもなく

運動神経よすぎの

長身で野球バカ

でもって、すっごくモテる


仲悪くはないかな

「な、涼風」

「んー?」

「お前、マネージャーやんね?」

「はー?なんでよ笑」

「いや、お前気きくしさ」

「えー、めんどくさい」

「ま、考えといてや」

「んー、」

野球部のマネージャーかー。

野球好きだけどさ

めんどくさそーなんだもん