「明……」


「私は伊月さんの事を嫌いになんてなりません。前の事は驚きましたけど、嫌なんて思いませんでした。私は伊月さんの事が好きなんです。だから私もキスをしたんです、ここに……」


首筋に指を指し、そしてにっこりと笑う。