起き上がり、顔を洗い歯を磨き、鏡の自分を見た。



「はれてる…」 
ひとりごと。思わず声が出る。


ひどい顔だった。
当たり前か…あれだけ泣きはらしたら。





やっぱり、現実。



現実なんだ。