別れが近づいている…無性に感じる。 バイクで行くのやめよう。 ハルに車で送ってもらいたい。 仕事が終わり、今日は約束の日じゃないけどハルに会いたい。そう思って私は、ハルの部屋の駅で電車を降りた。 約束なんかしてなくても、私はハルの彼女なんだから。 ハル、突然に行ったらびっくりするかなぁ。 鍵を使って、そっと玄関の扉を開けた。 そうして、見たんだ。 女物のブーツが玄関にあった。