それから何分くらいこうしていただろう。 2.3分くらいかな。 拓真も慣れたのか私の頭をガシガシと撫でた。 「ありがとー、もう大丈夫だから。」 「おお。」 幼馴染みとはいえ、こんな風に甘えたりしたことなかったなあ。 なんだか急に恥ずかしくなって 何も言えなくなった。 それは拓真も同じ様で、少しの沈黙。