家に帰り、一人になると 告白を断られたこと、卒業したことを また実感して苦しくなった。 きっと古川君は新しい出会いをして 素敵な人に出会って恋に落ちるのか、なんて考えてしまった。 友達とだって、連絡くらい出来るし たまには会えるだろう。 だけど毎日の様に会って笑いあってた日々はもう無いんだなあと思うと自然と涙が溢れた。 湯船に浸かりながら、涙を隠すようにバシャバシャと顔を洗った。