勝手に好きになったんです

私は追いかけた

けど、もう遅かった…

実佳の一目惚れの癖は、まだ直っていなかったらしい


実佳の目は光り輝き、1人に視線を注いでいた。

赤く染めた頬をぺちっと私が叩くと、
やっとのことで
実佳は我にかえったのであった