無口な君とあたし

先生は黒板にその人の名前を書く。藤咲 雷と大きく書いた。



「藤咲だ。親の事情で今回ここに転校してきたんだ。皆、仲良くしてやってくれ。藤咲、何がいいたいことは?」



そう言うと、黙っていた雷くんがぼそぼそとハスキーボイスでしゃべり始めた。



「…よくいそうな顔だって言われます。よろしくお願いします」