夜の8時を回った。



「はぁー春って言っても夜は冷えるな…」



そろそろ出てくるかな?



まさか芹沢さん休みだったりしないよね?



もしそうだとしたら完全なるリサーチ不足だよ!!



てゆうかもし出できたらまず、何から言えばいいかな、えっと…




「もしかして、瀬奈ちゃん?」



「えっ?」



振り返ると、そこには待ちに待った



「芹沢さん!!!」



「なんでここに…」



「突然来てすみません!

私、友達できました!

芹沢さんのおかげです!ありがとうございました!

芹沢さんに、一番に報告したかったんです…」