弾む鼓動の理由に、そんな風に納得して私は右側の悠君を見上げた。
「そういや……迎えに行ってもあんまり客入ってるとこ見たことないな」
「あはは、そうでしょ。大丈夫なのかなぁ」
「そんなに暇なのに、なんでバイト募集なんてしてたのかしらね」
「片山さんは厨房スタッフだし、やっぱりホール担当も一人は必要だから……かな? 多分」
そう答えたものの確かに店は暇で、たまに入るお客さんくらいなら一瀬さんが居れば十分だし、最悪片山さんしかいなくても数時間対処できそうなくらい、暇だ。
ホール担当が必要なんじゃないかと思えるのは、精々ランチ時くらいだった。
店の経営状況って大丈夫なんだろうか、とほんの数日勤めただけの私でも心配になるくらいだ。
三人でご飯を食べて、家に帰るともう夜九時を回っていた。
ベッドに寝転がって壁の模様を見ながら、姉の言葉を思い出してつい考えてしまう。
『なんでバイト募集なんてしてたのかしらね?』
私って本当に必要な人員だったのかな。面接の連絡をした時、余り歓迎されているような声ではなかった気がする。
でも、それは一瀬さんが元々ああいう素っ気ない感じの人だからだと……思う。
「そういや……迎えに行ってもあんまり客入ってるとこ見たことないな」
「あはは、そうでしょ。大丈夫なのかなぁ」
「そんなに暇なのに、なんでバイト募集なんてしてたのかしらね」
「片山さんは厨房スタッフだし、やっぱりホール担当も一人は必要だから……かな? 多分」
そう答えたものの確かに店は暇で、たまに入るお客さんくらいなら一瀬さんが居れば十分だし、最悪片山さんしかいなくても数時間対処できそうなくらい、暇だ。
ホール担当が必要なんじゃないかと思えるのは、精々ランチ時くらいだった。
店の経営状況って大丈夫なんだろうか、とほんの数日勤めただけの私でも心配になるくらいだ。
三人でご飯を食べて、家に帰るともう夜九時を回っていた。
ベッドに寝転がって壁の模様を見ながら、姉の言葉を思い出してつい考えてしまう。
『なんでバイト募集なんてしてたのかしらね?』
私って本当に必要な人員だったのかな。面接の連絡をした時、余り歓迎されているような声ではなかった気がする。
でも、それは一瀬さんが元々ああいう素っ気ない感じの人だからだと……思う。

