あたしにとっては大きな決断。 その言葉を口にしたときあたしはたくさんのことを考えました。 もうこの指輪を見ることはない。 指にはめることもない。 ネックレスとしてあたしの首元で揺れていることもない。 一緒にいることもない。 そう考えた途端寂しくなって涙が出ました。 「頑張ったね」 電話越しに聞こえた声にあたしの決めたことは間違っていなかったのかもしれないと思った。