「と、言いたい所やけど、しゃーないな。」 戻ってくると、ゆかちゃんは私のため息を聞いてやれやれと言った顔になっていた。 「ゴメン。」 「エエよ。これも幼馴染のよしみや。」 「ゆかちゃんが幼馴染で良かったわ。」 「まずは自分から行動を起こすべきやな。今日の事も謝った方がエエしな。」 ゆかちゃんは、おもむろに店を出ると空を見上げた。 「あんたにはあれがあるやろ?」 「あれ、って?」 立ち上がって外に出る。 ゆかちゃんの目線を追いかけて一緒に見上げる。 「あれや。うちらの守り神様や。」