「いい事ない!私が来て欲しいからってどうして来たの!私なんか…。」 「もういいって言ってるだろ!」 「新太郎、さん…。」 今まで聞いた事がない新太郎さんの怒声。 温かい…。 それと同時に、強く抱きしめられていた。 「美紀は最低なんかじゃない。麻衣の事もずっと心配してくれてた。気に掛けてくれた。悪いのは俺の方だ。俺が美紀の気持ちをしっかりと受け止めなかったから悪いんだ。一緒に通天閣に昇った時、美紀の気持ちを受け止めなかった俺が全て悪いんだ。」 「そんな…。」 今、美紀、って…。