カチカチ..

あたしは、
ケータイ小説のページを
パソコンで開いて
読んでいた。
でも、
集中できなくって、
ぼーっとしてた。

そう。
篤のことを考えてた。
あたしは、
篤のことを考えていると、
辛くて、涙がでてきた。

「確かに…篤を好きになってると、
辛いよ…。なんで涙がでてくるの」

あたしは、そういいながら、
涙を流した。

なんで、あの時、
振ってしまったんだろう。

本当は、篤は..
傷付いてたはずなのに―…。

あたしは、【後悔】を知った。
そして、【恋】を知った。

あたしは、きっと、
篤に恋をしてしまった。

抱えきれないほどの
恋のはじまりが、
この時だった…