桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)

―――居ても良いんだよ、


そう、許してもらえた。

認めてもらった気がして、
居場所をくれた気がして。
必要だって言ってくれた気がして。


嬉しかった。

「ありがとう...」

「ん。
行こうぜ?」

コクン、と頷いて
後をついていった。


ガチャ、


階段を上った先にある
ドアを開けて
宏明が先に通してしてくれた。

「ありがと」

「ん~?」

わかってるはずなのに、
そのことをごまかした。

...照れてるのかな




「橘さん、来た!」

「宏明~?
説明は?」

部屋の中には
ソファと机。

長方形の机の
長い方に
三人掛けのソファがあって
奥の誕生日席、って言うのかな
そこに一人掛けのソファがある。

五十嵐君が
一人掛けに座っていて、
他の3人が
残りの2つのソファに
座っていた。


「なんの事だ?」

後ろに立っていた
宏明がそう言いながらも
私の背中をそっと押して
前に進めた。