桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)

バイクのスピードが
少しずつ落ちていく。

「着いたぞ!」

止まった先には、
大きな建物があった。

「大きい...」




「すげーだろ!
俺らは倉庫って呼んでる!」

なんかかっけぇし!

横から顔を出して得意そうに言った日野君が
そう付け足す。




「へぇ...」

「行くぞ」

先に着いていた
五十嵐君がそう言って、
みんなで中に入った。


「「「「こんにちは!!」」」」

「よ!」「やっほー」「おぅ」

「元気か~?」「あぁ」

みんなが声をかけて歩いていく。

「あ、弘樹!」

ヒロキ、そう呼ばれた男の子が
五十嵐君に近づいた。

「はい!」

「今日、どんだけ来てるんだ?」

「えっと...
今倉庫内に居るやつらで
三十人とかそこらっすね」

「そうか...」

「なんかあるんすか?」

「あぁ...
できるだけ全員を
集めたいんだ。」

「今から
集まってくる奴多いんで
多分結構な数になると思います。

一応集合かけますか?」

「あぁ...
頼むわ。

危機とかそういう系じゃないことは
必ず伝えて、
できるだけ集まるように言ってくれ」

「わかりました」