何気なく見せかけて教室を見回す…
日和、いねぇ…
ポツンと空いた席がやけに目立って見えた
席に座って、
周りの声に対応を続けて少し。
ザワザワとした教室を、
もう一度見回した時。
!
日和、来てる…
いつの間に?
教室うるさいから気づかなかった…のか?
やけに目立って見えたあの空席に、
何事も無かったかのように、
気づかれないように、
静かに日和が座っていた。
「っ…」
思わず腰を浮かせた瞬間。
キーンコーンカーンコーン
「おら席つけー!
ホームルームするぞ〜」
なんっつータイミング…
舌打ちをこらえて椅子に座り直した。

