大丈夫かな、
今日先生達きたりしないかな、
今日来たら、真由美さんと蓮さんが、
怒られちゃうもん…なぁ……
「生まれてきたことが間違ってたんだよ!!」
そんな場違いの思考回路を
ぶった斬る音と、衝撃。
「誰もあんたを求めないの!」
カッと熱を持つ頬。
じくじくと痛む体。
「お前はここで
いうことだけ聞いてりゃいいんだ!」
「お前は必要とされてないんだ!」
蓮さんの声に同調するような
せせら笑う真由美さんの顔が
ぼやける視界で嫌にくっきりと映った。
ピンポーン
朦朧とする視界と頭。
耳から入ってきた音は頭の中でぼんやりとして
何の音かな……
なんて考える。
「小野さーん、いらっしゃいませんかー?
小野さーん!」
くぐもって聞こえる高めの声…
女の人の声にハッとした。
お客、さん……?

