桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)






















バシッ

ガンッ


「ごめっなさっ」


「煩い煩い煩い!!!
あんたがもっとちゃんとしてれば良かったのに!!
またテストでこんな点数っ……!!
もう中学2度目のテストなのよ!?
中1の範囲なんてすぐ分かるでしょう!?
あんたまで私を馬鹿にしてるの!?」

「ちがっ違うよお母さん、
私はっ」

「私に口答え!?
随分偉くなったもんじゃない!!」



バチンッ

「ごめんなさいお母さんっ」



また怒らせちゃったっ…

もっと頑張らないとだめなのに

「あんたみたいな子はねぇ!
要らないのよ!!
いつもいつも怒らせることばっかりで!!」

「ごめんなさいお母さんっ!!
捨てないで!
頑張るから捨てないで!!」


ぎゅうと頭を両腕で抱えながら
叫ぶ。


「煩い!!」

バシンッ


「…ただいま」



降ってきていた手足が止まる。


そっ…と腕を外して声の方を見上げる。



「お帰りなさいお兄ちゃん。
早かったのね。夕ご飯は?」