桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)






「っ!!」


目を見開いて飛び起きる。



いつの間にか寝てたんだ……

あの夢っ……
やっぱり、今日見たあの人はきっと……



私は、私は、


「っ……は、っ」


嫌だ。
こないで、こないで、お願いします
私が悪いのは知ってるから…



「は、っっくっ、んっ…!」


イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ



ガチャ

「日和、だいじょぅ……!?」

「日和!?」





「はっつう、くっ……」



嫌だ
苦しい
離して
助けて
イヤダイヤダイヤダ


「日和落ち着け!!」


だ、れ……

私の方に駆け寄ってくる人がいる
苦しくて涙がにじむ




「っ過呼吸……!?
圭斗なんか袋持ってきて!
宏明水!飛鳥春樹さんに連絡!」


「日和、落ち着け
ゆっくり呼吸して……」






何かが近づいてくる

っ肌色が迫ってくる……!

「っは、……いゃっ!!」


身を縮こませた。



「っ……日和、大丈夫
大丈夫。
俺だよ、卓也。絶対傷つけないから」


肩に手が置かれる

ビクッと肩が跳ね上がった



「っ……」

一瞬離された手が、
そっ……ともう一度置かれて
一定の速さで叩かれていく。


「ごめんな、怖いよな
でも傷つけないから……
ゆっくり、ゆっくり。」