桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)






飛鳥side



『っ日和!?』



耳がキーンとする

「ちょ、圭斗!?」


ただごとじゃないな……





圭斗の怒鳴り声がところどころで聞こえる



「っ……」


『風獣』



それ以外に、ないだろう



「くそ...校内なのに……」



ノートパソコンにスマホを接続して
読み取りを開始する。



「涼!!!!」


そう叫んでから幹部室のドアを開けて
階段の下へ身を乗り出した


「卓也!宏明!
日和と圭斗が風獣!!
今すぐ上がってこい!」


単語に近い叫び。

いつもと違う話し方。



そんなの気にしてらんないんだ。






驚いた2人が階段に向かって走ってくる

他のヤツらもざわめき始める。



「っ弘樹!!
今すぐに2、3人学校に行かせろ!
襲われてるはずなんだ!」


「はい!!!!」