「っ日和!?」
驚愕と焦りの声が響く
怖い。痛い。恐い。
お願い助けて……!!
口元に押しつけられた布から
薬の匂いがする。
コレ、嗅いじゃだめなヤツ……?
……息苦しい。
怖さと、痛さと息苦しさで視界が霞む
圭斗の走る音が聞こえる。
意識が薄れる
歪む視界の中で
圭斗の怒りの表情が見えた
目を開けていられなくて
ゆっくりと目を閉じる
色々な音が耳に入ってきた
叫び声
何人かの足音
「おい車回せ」
グイッと体を引っ張られる感覚
抱えられてる……?
命令する声
殴る、音……?
なにかの音と共に
私は完全に意識を失った

