あの日、私が部屋を出てから、 少しして、 全員に招集命令が下りた。 龍桜と対立する、 風獣というグループがあること。 風獣が動き出したこと。 私が狙われる可能性があること。 そこで初めて聞いた。 そこから、対策や注意事項を言われて 警戒してきた。 あの日からもう一週間。 嵐の前の静けさ というべきなのか、 音沙汰も全くなく、 いつも通り、平和だった。 だんだん警戒心が なくなっていってることが 自分でもわかるくらいには。 一日一日、警戒心を張りなおしながら 過ごしていた。