桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)





……







っ降りてくる...!

急いで踊り場にある階段から
死角の場所まで移動する。


そのまま降りていくと思っていたのに
こっちに向かってくるみたいだった


降りてきた女子達を見て、
今ちょうど職員室から来た、
という風に階段に向かって歩き出す。

「~~~~だよねーー?」

「わかる~!」

女子達の
話している横を通り過ぎた。


スッ...

目の前に足が出されて
引っかかる。

前が見えなかった私は
段ボールを持ったまま
おどり場でこけた。


ドンッ!!

バラララッ...

上に重ねていた
段ボールの中から、
パンフレットが
流れるように出てきた。


「いったぁーい!!
ちょっと、何すんの?」

足を引っ掛けてきた子が
そう言って足をさする。

「え!大丈夫?
ちょっと。
何蹴ってんの?」

そう言ってこっちを睨んでくる。

「っ...」


「ロボットだからって…
何か言いなさいよ!」

「ロボットは痛みを感じなくたって、
この子は感じるのよぉ!?」

「謝りなさいよ!」