「………この怪我は、
……ある人達から
毎日呼び出されて出来たもの。」
また、空気が変わった。
「それが、今日はたまたま酷かった。
それだけだから、あまり気にしないで」
「気にしないとか出来るわけ…!」
声が聞こえるけど
その言葉は苦しそうに途中で消えた
「っ……
毎日の事だったし
みんなに迷惑かけたくなくて
話さなかった。
ごめんね。」
何か言いたい、
けど自分達では何も言えない。
そんな声にならない音が
いくつも聞こえた。
「…………」
左腕を動かした。
流れる動作のように
躊躇なく着ていた服を
みぞうち近くまで捲った。
息を飲む音。
俯く頭。
しかめられた顔。
反応は、人それぞれだ。

