桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)

ゆっくり、ゆっくり進んで扉の前。



涼が扉に手をかけて、開けた。



ザワッ………


一瞬のざわめきの後に静まり返る倉庫。





卓也と宏明に肩を貸してもらって、
若干持ち上げられるようにして
階段を下りた。


階段の前に幹部が立つ中、
みんなの方に一人でゆっくり進んでいく。





「…みんな、ごめん、ね………?」


みんなの前にたってそう言った



「っ日和!」

「心配かけんなよ…!」

「大丈夫なのかよ!?」

「寝てろよぉ……!」

「心配したんだぞ!?」

「良かった…」



口々に聞こえるみんなの声。





「うん。
……ごめんね」