桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)







絶句。


そんな言葉が似合うのだろう。
そんな空気が五人の中に漂っていた。








あぁ、だから言いたくなかったのに。
自分達のせいだ、
何て思ってほしくないのに。


「…私は、大丈夫だから。
心配かけて、ごめんなさい。」


頭を下げた。

「日和、顔あげて。
そんな事すんなよ」

宏明が静かに言った。




やっぱり、
宏明が一番臨機応変に動ける…




声を聞きながら顔をあげた。


「…日和、俺さ、
勘づいてたはずなんだ。
でも、行動に移せなかった。
ごめんな」


「宏明、悪くないから」


「それでも。
弘樹達がいる今、俺が思ったことを行動できないとダメなのも確かだから。
……日和、
こんなになるまで行動できなくて、
気づけなくて、
守ってやれなくて、ごめんな。」



そっと、優しい目でこっちを見た宏明は、
声を荒立てたりもせずに、
落ち着いた、ゆっくりとした、
包み込むような言い方でそう言って
私に軽く頭を下げて謝った。