「...飛鳥?」
『日和か?
終わったか?』
「うん。
今門の前に居るんだけど...」
『わかった。
そこから移動して
いつもの場所に居といてくれ。
くれぐれも周りには注意して』
「うん...
わかった。ありがとう。
今から行くね?」
『あぁ。
俺がバイクで行くから』
「お願いします」
『はいよ。
んじゃ、後でな』
「うん。
またね」
プツッ...
電話を切って、この間の広場に向かう。
誰かが追いかけていちゃいけないから、
曲がり角を何度も通って
茂みの死角になっている隙間から、
そっと校舎をすり抜けて広場へ向かった。

