「よっちゃん!おっす。」
後から浩が走ってくる。
高校から予備校までずっと同じ。
浩は親友である。
「なぁ、俺この頃変な夢を見るんだけど、あんまり覚えてないんだよ。何かに追われているみたいな。。毎朝同じ時間に目が覚めるんだ。やばくね?ノイローゼかな。」
浩は、笑って
「まあ、俺達はこの夏が勝負だからな。ストレス溜まってんじゃねーの?今日はさぼって遊びに行くか!」
2人は辺りを見渡して反対方向へと走り出した。