「なにか用事かい?じゃねぇだろ!今日はなんの日か分かってんのか!?」
今でも殴りかかりそうな勢いで言う日向くんをよそに諸星くんは一切動じてないようで涼しい顔をしている。
「なにをそんなにいきり立っているんだ。もう生徒会の資料は全て信木に渡した筈だが」
「そういうことじゃなくてなぁ……お前も来るのが普通だろ」
「なるほど。なら仕方ないね」
彼の言いたいことを理解したのか諸星くんは立ち上がって、日向くんを見据える。
「僕が行くのは構わないが、採用されるかは護、君にかかっているんだからね」
「んなもん分かっとる。ほら、さっさ行くぞ」
そう日向くんが言うと諸星くんはまるで女の子が眼中にないかのように足早に歩いていく。
そんな時、窓から射してきた太陽の光が諸星くんを照らし彼の顔の美しさが光と共に露(あらわ)になっていた。
そんな彼の顔に私は目が離せず、じっと見ていた。
なにその顔……凄い綺麗……。
と思いながら見ている私の目線に気づいたのか諸星くんがこちらを向き、私の目を捉えた。
彼のオッドアイが私の目と絡みあう。
どのくらい経ったのだろうか。。
しばらく目があったまま。時間が止まったのかと勘違いしそうなぐらいだ。
今でも殴りかかりそうな勢いで言う日向くんをよそに諸星くんは一切動じてないようで涼しい顔をしている。
「なにをそんなにいきり立っているんだ。もう生徒会の資料は全て信木に渡した筈だが」
「そういうことじゃなくてなぁ……お前も来るのが普通だろ」
「なるほど。なら仕方ないね」
彼の言いたいことを理解したのか諸星くんは立ち上がって、日向くんを見据える。
「僕が行くのは構わないが、採用されるかは護、君にかかっているんだからね」
「んなもん分かっとる。ほら、さっさ行くぞ」
そう日向くんが言うと諸星くんはまるで女の子が眼中にないかのように足早に歩いていく。
そんな時、窓から射してきた太陽の光が諸星くんを照らし彼の顔の美しさが光と共に露(あらわ)になっていた。
そんな彼の顔に私は目が離せず、じっと見ていた。
なにその顔……凄い綺麗……。
と思いながら見ている私の目線に気づいたのか諸星くんがこちらを向き、私の目を捉えた。
彼のオッドアイが私の目と絡みあう。
どのくらい経ったのだろうか。。
しばらく目があったまま。時間が止まったのかと勘違いしそうなぐらいだ。


