【完】あおいろ







着替えなきゃ、と思いゆっくりと体を起こし下から服をめくったとき、ガチャとドアの開く音がした。

「お茶、とってきたぞー、って……」

「え……」

私の手はもう胸の当たりまできていて。

「……黄色」

「……っ!!」

私の顔がかああああっと熱くなるのわかる。
私は近くにあった枕を思いっきり投げ、「おっと」と避ける先輩を、無理矢理部屋から追い出した。

「もう……っ!!」

急いで着替え、ゆっくりとドアをあけると、先輩はのんびりとお茶を飲んでいた。

「お、着替終わったか?」

「……普通ノックぐらいしてから入ります」

「ごめんって。ほら、お茶」

へらっと笑う先輩。
ずるいな、ムカついてるのに……憎めないんだ、この笑顔。