「はっ?美人?誰かと間違えてませんか?」

「美姫可愛いっ!!」

「……っ!!」

私はすっぽり晴斗の腕の中へ
だっ抱きしめられてるっ!?
ぎゅ~~~っと
強くだけど優しく
突き放そうとしても
ビクともしない。
というより、ここ教室ですよ?
何、考えてるのこの人は。

「あっあのっ!!」

「ん?」

いや、ん?じゃなくてっ!

「ここ教室ですよ?っていうか教室じゃなくてもダメっ!」

そしたら、離してくれた。