happiness




「俺、高校で甲子園行ってドラフト1位でここの球団に入ったんだよ。
そんときは自分の中で周りの目なんか気にしなくて気楽に野球をやってて一番野球が楽しかった
だけど、段々周りの期待も凄くなって逆に俺が出来なかったりした時周りの目が厳しくなる。それが辛かった
それに2年前に父親が死んだんだ
そっから自分がやってることに馬鹿馬鹿しくなった

今は...野球が大嫌いだ
あーあ、俺サッカーとかにしとけば良かった~
何で野球なんてやったんだろー
いっそ、怪我とかしてやめちゃおーかな」





パチーン







知らないうちに藤原翔を叩いていた





藤原翔は睨んだ顔でこちらを見ている






「ふざけないでよ!!!
野球が大嫌い?
ならやめれば?
やめる勇気がないからそんなことが簡単に言えるんだよ!
それに、あんた怪我とかしてやめよーかな、なんて言ったよね?
2度とそんなこと言わないで!!
怪我とか病気とか一番生きてて辛いことなんだよ!!
当たり前って一番幸せなことなんだよ
私はあんたが羨ましい
あんたには応援してくれる人がたっくさんいるんだからあんたが頑張らないでどうすんの!?
私も応援してるからそんなこと言わないで...ゴホゴホ」




泣きながら言ったせいか、呼吸が苦しくなってきた






「もう...行くわ....」





そう言って自分の部屋に言った