「……うるさいなぁ。…って、なんでオレが考えてることが分かったんだ!?」
「Aという情報があり、それは嘘だとネットでみんなが書いてる。
『じゃあAは嘘だ!』って決めつけるのがおかしいって言いたいんでしょ。あたしだってそれくらいわかるよ。それに……」
雷也が愛梨の話に割って入る。
「僕も分かってるよ。誰も完全にAが嘘だという情報が全てだとは思ってないし、最終的な判断は自分でするよ。
ただ、大多数の……9割の人間が嘘だと言っているのなら大体合っているって事でしょ?
あくまでも物事の『正誤の判断基準』が早くなるのがインターネットのいい所だと思うんだ。もちろん、最後は自分でその情報の真偽は確かめるけどね」
雷也の決められた答えに、まるで呼応したかのように愛梨の大きな瞳とオレの目があった。
やめた。
これ以上話をしても喧嘩になりそうだ。
要するに『多数決の原理』なんだろ?
SNSに居る人の意見が『過半数を大幅に超えた』場合に正しい事が多いって言いたいんだろ。
雷也……。
お前の方が頭が良いし、確かに最速かつ正確に答えを出す方法としては、正しいかもしれないな。
ただ、そんな発想を今の内から、若い内からしていたら……。
なんでもかんでも『常識』だって思っている事に囚われていたら……。
『多数決』が出来なかった場合はどうするつもりなんだ?
「Aという情報があり、それは嘘だとネットでみんなが書いてる。
『じゃあAは嘘だ!』って決めつけるのがおかしいって言いたいんでしょ。あたしだってそれくらいわかるよ。それに……」
雷也が愛梨の話に割って入る。
「僕も分かってるよ。誰も完全にAが嘘だという情報が全てだとは思ってないし、最終的な判断は自分でするよ。
ただ、大多数の……9割の人間が嘘だと言っているのなら大体合っているって事でしょ?
あくまでも物事の『正誤の判断基準』が早くなるのがインターネットのいい所だと思うんだ。もちろん、最後は自分でその情報の真偽は確かめるけどね」
雷也の決められた答えに、まるで呼応したかのように愛梨の大きな瞳とオレの目があった。
やめた。
これ以上話をしても喧嘩になりそうだ。
要するに『多数決の原理』なんだろ?
SNSに居る人の意見が『過半数を大幅に超えた』場合に正しい事が多いって言いたいんだろ。
雷也……。
お前の方が頭が良いし、確かに最速かつ正確に答えを出す方法としては、正しいかもしれないな。
ただ、そんな発想を今の内から、若い内からしていたら……。
なんでもかんでも『常識』だって思っている事に囚われていたら……。
『多数決』が出来なかった場合はどうするつもりなんだ?
