「龍一、怒ってるか?」
対面のソファ席に座り、タバコに火をつけながら、オレの方を見た。隣に居る愛梨の視線を感じる。
「怒ってない訳が無いでしょう。それより、失望した。慶兄、霧島慶二に」
「えっ……慶二兄さん…?」
「そう…オレは、コーラでいい。トイレ行って来るわ」
雷也と入れ違いでトイレに入り、顔を洗う。疲れ切っては居るが、不思議と元気なのは……達成感から来るものかもしれない。
全員、席へ戻り話の続きに入った。
「ふぅ……信じてたアニキに裏切られた気持ちにも、なるわな……」
どこか他人事のように話す竜二に、雷也も怒りを感じていたようだ。
「竜二さん、『なるわな』なんて……自分の娘だって一枚噛んでるんですよ。おかしいじゃないですか?」
「葵ちゃんが……娘…? ええっ!!」
「愛梨、驚くのはいいけど」
「全然似てないじゃんっ!! この人の遺伝子で、こんな可愛い女の子が生まれるの!?」
──本音5割 演技5割
対面のソファ席に座り、タバコに火をつけながら、オレの方を見た。隣に居る愛梨の視線を感じる。
「怒ってない訳が無いでしょう。それより、失望した。慶兄、霧島慶二に」
「えっ……慶二兄さん…?」
「そう…オレは、コーラでいい。トイレ行って来るわ」
雷也と入れ違いでトイレに入り、顔を洗う。疲れ切っては居るが、不思議と元気なのは……達成感から来るものかもしれない。
全員、席へ戻り話の続きに入った。
「ふぅ……信じてたアニキに裏切られた気持ちにも、なるわな……」
どこか他人事のように話す竜二に、雷也も怒りを感じていたようだ。
「竜二さん、『なるわな』なんて……自分の娘だって一枚噛んでるんですよ。おかしいじゃないですか?」
「葵ちゃんが……娘…? ええっ!!」
「愛梨、驚くのはいいけど」
「全然似てないじゃんっ!! この人の遺伝子で、こんな可愛い女の子が生まれるの!?」
──本音5割 演技5割
