「……どうした、龍一」
「『慶兄』としてのあなたは、オレの、オレの誇りで、目標でした。あなたに助けて貰った事は、オレは一生忘れません。あなたに教えて貰った色々な事も、一生忘れません。
だけど、オレは『霧島慶二会長』を、心の底から信じられません。立場がどうと、仰るなら、二度と会わないでください。
『プライベートだから』
そういう事も関係なしに、もう二度と会いたくはありません。
『慶兄』の思い出だけ胸に刻んで、オレは生きていきます。
今まで、ありがとうございました。
オレ達、幼馴染を騙してまで運営しなければならない、政府のサイトはぶっ潰れて下さい。
潰れないなら、オレ達を絶対に巻き込まないでください。
二度と、こんな目に……合わせるな。霧島慶二」
一瞬の静寂の後、遠くで鳥の鳴き声が聞こえた。森は紅葉のシーズンを迎える準備をしているようだ。
季節の移り変わりが、そのままオレ達の決別の流れになるとは。
「約束しよう。二度と、巻き込まない。実質の優勝者となる、キミ達のデータはもう収集した。用は、無い。お疲れ様でした」
この返事に、全てが詰まっていた。『霧島慶二会長』としての『セリフ』という事が、何を意味しているのか。
「『慶兄』としてのあなたは、オレの、オレの誇りで、目標でした。あなたに助けて貰った事は、オレは一生忘れません。あなたに教えて貰った色々な事も、一生忘れません。
だけど、オレは『霧島慶二会長』を、心の底から信じられません。立場がどうと、仰るなら、二度と会わないでください。
『プライベートだから』
そういう事も関係なしに、もう二度と会いたくはありません。
『慶兄』の思い出だけ胸に刻んで、オレは生きていきます。
今まで、ありがとうございました。
オレ達、幼馴染を騙してまで運営しなければならない、政府のサイトはぶっ潰れて下さい。
潰れないなら、オレ達を絶対に巻き込まないでください。
二度と、こんな目に……合わせるな。霧島慶二」
一瞬の静寂の後、遠くで鳥の鳴き声が聞こえた。森は紅葉のシーズンを迎える準備をしているようだ。
季節の移り変わりが、そのままオレ達の決別の流れになるとは。
「約束しよう。二度と、巻き込まない。実質の優勝者となる、キミ達のデータはもう収集した。用は、無い。お疲れ様でした」
この返事に、全てが詰まっていた。『霧島慶二会長』としての『セリフ』という事が、何を意味しているのか。
