霧島慶二は続けた。
「携帯電話の『異常性と常習性』
それに、どのようなタイプの人間が適合するのかを、調べる必要があった。
『本戦』に選ばれたのは、龍一や雷也が察しているように『携帯に詳しい人間』と『携帯に詳しくない人間』だ。この2タイプの人間を、半分ずつ混ぜた」
「葵は…?葵は、異常に強いだろ? 葵も、そうなのか?」
竜二がサングラスを取り出し、もう一度かけなおす。差し込む秋の日差しでも、サングラスの奥は見えなかった。
「参加者全員がシード枠だが、『マモル』は『特別シード枠』だ。はっきり伝える。このモバイバル本戦は、お前達と葵個人の戦いと言っても、過言では無い。
俺は言ったはずだ、お前を応援するってな」
「どういう『特別シード枠』だ。お前が答えろ、霧島慶二」
慶二は無表情で、オレを見つめた。
あの動画を観た日から、全てが変わってしまった事に、今……オレは気づいた。
「『携帯電話 適合人間育成案』という物があった。簡単に言えば、『携帯電話やパソコンを、幼少期から使わせて……IT人間にしましょう』というプロジェクトだ」
渋い声で補足が入った。
「携帯電話の『異常性と常習性』
それに、どのようなタイプの人間が適合するのかを、調べる必要があった。
『本戦』に選ばれたのは、龍一や雷也が察しているように『携帯に詳しい人間』と『携帯に詳しくない人間』だ。この2タイプの人間を、半分ずつ混ぜた」
「葵は…?葵は、異常に強いだろ? 葵も、そうなのか?」
竜二がサングラスを取り出し、もう一度かけなおす。差し込む秋の日差しでも、サングラスの奥は見えなかった。
「参加者全員がシード枠だが、『マモル』は『特別シード枠』だ。はっきり伝える。このモバイバル本戦は、お前達と葵個人の戦いと言っても、過言では無い。
俺は言ったはずだ、お前を応援するってな」
「どういう『特別シード枠』だ。お前が答えろ、霧島慶二」
慶二は無表情で、オレを見つめた。
あの動画を観た日から、全てが変わってしまった事に、今……オレは気づいた。
「『携帯電話 適合人間育成案』という物があった。簡単に言えば、『携帯電話やパソコンを、幼少期から使わせて……IT人間にしましょう』というプロジェクトだ」
渋い声で補足が入った。
