──『ブブブーンブブブーン』
──【メ ッ セ ー ジ】──
■AoI_82より■
【どうしたの…?】
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なんだ、葵に間違えてメッセージを打ったのか。今日で間違えたのは、2回目、3回目か。
携帯って使いずらい。今は、葵にメッセージを打っている場合ではない。
【なんで、もない。、雷にめっせーじしてた】
これでいい……。葵には、今は何も伝える必要が無い。それより、今は目の前の扉へ向かう事が先決だ。
雷也は、こっちだ。
【継ぎのちづ はやく】
──『ブブブーンブブブーン』
──【 メ ッ セ ー ジ 】──
■『L1ar4584』より■
【今、送った。残り時間を示すように、携帯の機能で、タイマーってあるから。
それ、すぐに設定出来るはず。龍ちゃん、目覚ましに携帯使ってるって言ってたよね?
すぐに出来るから。いちいち地図と、トップ画面のタイマーを見ていたら、時間がとられるでしょ?
残りが25分。僕達も、もうチェックポイント9を突破する。後は、やるだけ】
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葵に負けず、雷也もタイピングは早い。確かに、息切れが凄いな。
残りを疾走するとして、1分だけ、しっかりと休もう。
