なるほど、ね。これは、読む人間によって……変わる。
初めて見た時、面白い形だと思った。でも、専門家だけが作れるんだろうなとも思ったんだ。だから、興味も失せた。
しかし、ここにしっかり書いてあった。一言で。
「ははは……あながち、竜二さんが適当な『造語』を作って並べてたのも、ヒントになるもんだ」
「分かった……の…?」
「『モバイルジャンキー』だのなんだのって、聞いたコトない単語、作ってたよな」
愛梨は立ち上がり、すっとオレの方に寄ってきた。
「そうだね……色々面白い単語並べてたね」
「思えば、この『モバイバル管理事務局』から一番初めに送られてきたメッセージも、『造られた造語』だった。そして、『モバイバル』というこのサイトの名前も」
不思議と、興奮は無かった。ただ、身体が、頭が軽くなった。
「勝手に色々作ってさ。オレ達を惑わせて。造られた現実(リアル)で、遊ばされてた」
愛梨は、察していた。余計な言葉を発しない事が、愛梨の中でも確信を持ったのだろう。
オレが『真実』を見つけた事に、たいして。
「愛梨、造ろうぜ」
お互いに、息を飲んだ。
「……何を……?」
初めて見た時、面白い形だと思った。でも、専門家だけが作れるんだろうなとも思ったんだ。だから、興味も失せた。
しかし、ここにしっかり書いてあった。一言で。
「ははは……あながち、竜二さんが適当な『造語』を作って並べてたのも、ヒントになるもんだ」
「分かった……の…?」
「『モバイルジャンキー』だのなんだのって、聞いたコトない単語、作ってたよな」
愛梨は立ち上がり、すっとオレの方に寄ってきた。
「そうだね……色々面白い単語並べてたね」
「思えば、この『モバイバル管理事務局』から一番初めに送られてきたメッセージも、『造られた造語』だった。そして、『モバイバル』というこのサイトの名前も」
不思議と、興奮は無かった。ただ、身体が、頭が軽くなった。
「勝手に色々作ってさ。オレ達を惑わせて。造られた現実(リアル)で、遊ばされてた」
愛梨は、察していた。余計な言葉を発しない事が、愛梨の中でも確信を持ったのだろう。
オレが『真実』を見つけた事に、たいして。
「愛梨、造ろうぜ」
お互いに、息を飲んだ。
「……何を……?」
