背筋を、悪寒が駆け抜けた。オレの想像にしか過ぎないが、おそらく……どちらかは『完全な行き止まり』な気がした。
それも、かなり進んでから分かるような、嫌がらせに思える行き止まり。ゴール手前で、『実は違いました』
そうなる予感がした。
そもそも『1秒』の通路が合っているのかも怪しい。体感で秒数を『イチ』と決めているが、実は0.5秒かもしれない。右腕の腕時計を使う事なんて、今まで考えていなかった。
そこまで頭も回らなかった。白い壁がオレ達の思考を狭め、押し込もうとしている。
敗色濃厚どころの騒ぎではない。100%の負けが、『執行』が決まっている。
壁にもたれかかり、10分が経過しようとしていた。雷也は今、マモルと戦っているだろう。
そして、勝つとは思っていないのは、オレと愛梨だろう。親友に対する激励の一言も送れないような最悪の友人だった。
しかし、運命は抗うように、まるで、指示をするかのように、オレ達に希望をもたらしてくれた。
それも、かなり進んでから分かるような、嫌がらせに思える行き止まり。ゴール手前で、『実は違いました』
そうなる予感がした。
そもそも『1秒』の通路が合っているのかも怪しい。体感で秒数を『イチ』と決めているが、実は0.5秒かもしれない。右腕の腕時計を使う事なんて、今まで考えていなかった。
そこまで頭も回らなかった。白い壁がオレ達の思考を狭め、押し込もうとしている。
敗色濃厚どころの騒ぎではない。100%の負けが、『執行』が決まっている。
壁にもたれかかり、10分が経過しようとしていた。雷也は今、マモルと戦っているだろう。
そして、勝つとは思っていないのは、オレと愛梨だろう。親友に対する激励の一言も送れないような最悪の友人だった。
しかし、運命は抗うように、まるで、指示をするかのように、オレ達に希望をもたらしてくれた。
