「ぼーっとしないのっ!あたしたちもサクサク進まないと……あっち行くね」
そうだ、思案している場合じゃない。今は、前に進まないと……。
代わり映えのしない光景に、同じ作業を延々と積み重ねていく。今は勝つことに専念しなければ、いけない。
「あっ、愛梨。雷也がゲーム中だから、『既読』をつける為に、メッセージを確認し続ける事は出来ないだろ?」
「そうだよね、忘れてた」
「止まりたくはない……でも、まだ先は長い。一度、休もう。雷也が終わるまで」
肩を並べて壁に寄りかかると、すっと身体の力が抜けてくる。
ちょっと、張り切り過ぎている。だが、残り時間は『6時間20分』しかない。
愛梨の表情には疲労の色がハッキリと出ていた。オレも同じだろうな。
「ねぇ、龍ちゃん……辛いかもしれないけど、初めて会った時のこと覚えてる?」
突然の質問にドキリとした。内容が内容だけに……。
そうだ、思案している場合じゃない。今は、前に進まないと……。
代わり映えのしない光景に、同じ作業を延々と積み重ねていく。今は勝つことに専念しなければ、いけない。
「あっ、愛梨。雷也がゲーム中だから、『既読』をつける為に、メッセージを確認し続ける事は出来ないだろ?」
「そうだよね、忘れてた」
「止まりたくはない……でも、まだ先は長い。一度、休もう。雷也が終わるまで」
肩を並べて壁に寄りかかると、すっと身体の力が抜けてくる。
ちょっと、張り切り過ぎている。だが、残り時間は『6時間20分』しかない。
愛梨の表情には疲労の色がハッキリと出ていた。オレも同じだろうな。
「ねぇ、龍ちゃん……辛いかもしれないけど、初めて会った時のこと覚えてる?」
突然の質問にドキリとした。内容が内容だけに……。
