「金は要らない。慶兄には1000万以上の価値のある事を教えてもらったから」
愛梨と雷也が複雑な表情をした。
要らない事……じゃなくて価値のある事が気になっているようだ。
慶兄が頬を釣り上げ、キラキラした目でオレを見てきた。
「はい、合格! 響 龍一君、流石に俺の弟分だ。受け取るって安易に言ってたら金と引き換えに縁を切ってたぞ」
目が笑ってないよ、慶兄。
今ならはっきりと、力強く言える。
「お金はもちろん大事だよ。だけどもっと大切な事を俺は見つけたんだ。携帯を手に入れたのも努力の結果だと思ってる」
「龍は相変わらずブレないな。雷也、龍一を大事にしろよ。携帯ゲームばかりしてないでな」
慶兄はオレの後ろに来て、オレの肩を揉みながら話した。
「慶兄は凄いよ。いつもオレ達の何歩も上を歩いてる。それが雷也にとってコンプレックスなのは分かるけど、雷也にも言ったんだ」
雷也が横目でオレを見た。困惑がありありと伝わって来る。
「慶兄を認めて後ろをついていけば……きっと良い事あるってさ。オレは慶兄を心の底から尊敬してるよ。今日のインタビューもカッコ良かったよ」
そう簡単に分かり合えることは出来ないかもしれない。
だけど、雷也の胸に少しでも嫉妬や他人と比べる気持ちがあるなら無くして欲しい。
それがオレの願い。
愛梨と雷也が複雑な表情をした。
要らない事……じゃなくて価値のある事が気になっているようだ。
慶兄が頬を釣り上げ、キラキラした目でオレを見てきた。
「はい、合格! 響 龍一君、流石に俺の弟分だ。受け取るって安易に言ってたら金と引き換えに縁を切ってたぞ」
目が笑ってないよ、慶兄。
今ならはっきりと、力強く言える。
「お金はもちろん大事だよ。だけどもっと大切な事を俺は見つけたんだ。携帯を手に入れたのも努力の結果だと思ってる」
「龍は相変わらずブレないな。雷也、龍一を大事にしろよ。携帯ゲームばかりしてないでな」
慶兄はオレの後ろに来て、オレの肩を揉みながら話した。
「慶兄は凄いよ。いつもオレ達の何歩も上を歩いてる。それが雷也にとってコンプレックスなのは分かるけど、雷也にも言ったんだ」
雷也が横目でオレを見た。困惑がありありと伝わって来る。
「慶兄を認めて後ろをついていけば……きっと良い事あるってさ。オレは慶兄を心の底から尊敬してるよ。今日のインタビューもカッコ良かったよ」
そう簡単に分かり合えることは出来ないかもしれない。
だけど、雷也の胸に少しでも嫉妬や他人と比べる気持ちがあるなら無くして欲しい。
それがオレの願い。
