モバイバル・コード

 何度も何度も、通じるか。


「愛梨、このバカに一発ネタ晴らしして黙らせようか」


「ネタばらし…?あっ!!まさか、アレ?」


「ああ、アレ。敵が攻略に気づく、今の時間でやった方が良いと思う」


 勘が良い。意地悪な笑みを浮かべた愛梨は、すぐに雷也へメッセージを送った。


 本当は奥の手にでもしておきたいが、出し惜しみして『時、すでに遅し』だけは避けたいもんだ。


 オレの勘がざわめく。『マモル』は絶対に、動揺する。絶対にだ。


「龍ちゃん、竜二さんの時もそうだったけど……敵となれば容赦しないんだね……怖いな」


「敵に情けをかけるのは逆に失礼だ。そもそも、オレ達は挑戦者の立場なんだぞ。『マモル』は携帯にかけてはオレ達3人が束になっても敵わない相手。それなら、なんでもしてやる」


──『ブブブーンブブブーン』


──【 メ ッ セ ー ジ 】──
■『01_mamoru_13』より■

【急に戦法を変えてきて、おかしいと思ったんだ!!おれが久しぶりに負けたアイツ、お前らの仕込みだったのか!? 答えろ!!】
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 ドンピシャ。