愛梨が生唾を飲み込むのが聞こえるようだ。推理なんてしたくはないけど、生死がかかってる以上……こんな所を早く出たい以上は、頭だって働く。
二人を助けて、慶兄の仇を取る為には、鬼にもなれる。
「『対戦相手』の事だ。『マモル』だよ、あっちのチームを揺さぶろう。オレ達はとっとと方針を見つけて歩き出しましたよ、とメッセージを送りつけて煽ってやるんだ。焦らせてやる」
「あたし、そういう卑怯な手は……好きじゃないけど、今の状況じゃやるしかないよね……だって、異常な戦いだから……」
愛梨が言った『異常な戦い』と聞いて、背筋がゾクりと来た。そうだ、遅かれ早かれ向こうも気づくんだ。
戦は常に『先手必勝』。まず雷也に向こう側を煽らせるようにと、愛梨にメッセージをお願いする。
──『ブブブーンブブブーン』
──【 メ ッ セ ー ジ 】──
■『01_mamoru_13』より■
【馬鹿3人集まって、会議中かい?こっちはヒントをとっくに見つけて、もう歩き出してるけど。まさか、入口で留まってますとか言わないよな?】
──────────────
「龍ちゃん……ねぇ、本当な」
二人を助けて、慶兄の仇を取る為には、鬼にもなれる。
「『対戦相手』の事だ。『マモル』だよ、あっちのチームを揺さぶろう。オレ達はとっとと方針を見つけて歩き出しましたよ、とメッセージを送りつけて煽ってやるんだ。焦らせてやる」
「あたし、そういう卑怯な手は……好きじゃないけど、今の状況じゃやるしかないよね……だって、異常な戦いだから……」
愛梨が言った『異常な戦い』と聞いて、背筋がゾクりと来た。そうだ、遅かれ早かれ向こうも気づくんだ。
戦は常に『先手必勝』。まず雷也に向こう側を煽らせるようにと、愛梨にメッセージをお願いする。
──『ブブブーンブブブーン』
──【 メ ッ セ ー ジ 】──
■『01_mamoru_13』より■
【馬鹿3人集まって、会議中かい?こっちはヒントをとっくに見つけて、もう歩き出してるけど。まさか、入口で留まってますとか言わないよな?】
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「龍ちゃん……ねぇ、本当な」
